October 14, 2006

引越ししました。

いつもお越しいただきありがとうございます。

ブログは下記に引越しいたしました。

http://blog.goo.ne.jp/iwachang7319

今後ともよろしくお願いいたしますなのです。
imakun7319 at 07:42|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

October 09, 2006

クリティカルシンキング

こないだ、仕事でグロービス経営大学院ってところの
G-MAP CT(クリティカル・シンキング)という試験を
受けてきました。
会社のお金で試験受けるのってイヤだよね。。
ヘタな成績取れないし・・・。

この試験、受験者の論理的思考能力を精査して
幹部社員としての基本的能力を測る試験なんだそうです。
問題は5つのセクションから分かれており
文章把握・論理的整合性・グラフ読解なんかが
あれこれ聞かれておりました。
ちょっと法科大学院の問題に似てるかな・・。

何の事前準備もせずに受けたのですが、
成績としてはまずまず可もなく不可もなくというとこかな。
他の方々がどれくらいの点数か解らないところが
ちょっと恐ろしいですが・・。

ちなみに試験問題は
論理的な思考能力を問う試験なのに
肝心の問題文が相当なレベルの悪文だったりします。
しかも個人的には
日常業務とは全く関係のない、いわゆる
「ためにする試験」といった問題も多い。
これで果たして受験者の素養なんて解るのかしらん。

ちょっと疑問が残る試験でした。

imakun7319 at 09:06|この記事のURLComments(9)TrackBack(0)

October 08, 2006

ビジネス実務法務検定1級 その2

旧司法試験論文式試験に合格された皆様、
本当におめでとうございます。
是非口述もこのままぶっとばして下さい!

ちゅーことで、
私のほうは12月までビジ法・その後旧司法と
2回死ななければいけないわけですが、
いかんせん時間がない!
往復の電車約3時間と始業前のオフィスでの1時間
これがメインの勉強時間なのです。

で、ビジ法。
企業法務に携わる人であれば、
こんな事あるよね〜 と思う問題が多く、
そんなところはやはり実践的です。

こちらの答案文書としては
・問題点をしっかり抽出すること
・判例だけしっかり言及すること
  (学説なんて目もくれない。ビジ法だから当たり前か)
・文章は少々非論理的でも構わない

こういうことを要求されてるわけですが
やっぱ難しいよね。。
みんなどれくらいの分量を答案に書くんだろう・・。

11月は、大学の単位認定試験と○○試験
そして遂にあの一大イベントが・・・!

忙しさに早くも心は折れそうになってますが
33歳、ここで人生諦めるにはまだ早い
また頑張ります!

imakun7319 at 06:40|この記事のURLComments(4)TrackBack(0)

September 30, 2006

平成13年短答式試験第40問

平成13年第40問。

「Aは、Bに対する貸金債権を回収するため、
BのCに対する金銭債権の取立ての委任を受けた。
この場合に関する次のアからオまでの記述のうち
正しいものを組み合わせたものは、
後記1から5までにうちどれか。

ア 委任者であるBは、
  取立委任をいつでも解除することはできない。

イ 委任者であるBが死亡したときは、取立委任は終了する。

ウ CがAの代理受領を承認したにもかかわらず、
  CがBに支払をすれば、
  AはCに対し不法行為責任を追及することができる。

エ BのCに対する債権に譲渡禁止特約がある場合、
  取立委任はBのを債権者とするという特約の趣旨を
  事実上回避することになるので、無効である。

オ BのCに対する債権をBの債権者Dが差押えた場合、
  AはDに対し優先弁済を受ける権利があることを
  主張することができる。」


1.アウ 2.アエ 3.イエ 4.イオ 5.ウオ


僕は平成13年に受験したとき
肢1と肢2で散々迷い、結局2にマークした。

肢エのとおり、代理受領が認められたら
譲渡禁止特約の意味がなくなってしまうと
当時はそう考えたのだ。

だけど、譲渡禁止特約がある債権に
何とか流動性を持たせるために代理受領という手法を使うなんて
実務を少しでもやっていれば誰でもすぐ分かることだ。

恥ずかしいことに僕はその「常識」を
当時は全く知らなかった。

だから、この問題見るたびに、
当時の僕はいかに無知だったかと思う。
僕にとって忘れることのできない1問である。

当時の僕から見て
今の僕は少しは進歩しているだろうか?
imakun7319 at 23:58|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

September 24, 2006

今年は、今年こそは受けます

ここ2年ほど受ける受けると言いながら
結局放置してきたビジネス実務法務検定1級。
今年こそは本当に受けます(笑)
というか、半分社命です。

ここ数ヶ月の間、大学レポートと並行して
毎日早出しつつ勉強しているのですが
やっぱりこちらの方が実戦的で面白い。
普段仕事の中でも
営業部などから質問されるであろう問題が多く、
法務マンにとってはかなりためになると思います。
実際にうちの会社で抱えている問題が
そのまま事例問題として
いくつか挙げられていたよ(笑)

また、ビジネス実務法務検定の場合、
司法試験よりも問題に対する
法的な問題点の抽出が細かく聞かれてるので、
出題者敷いてくれたレールに沿えば
一応何とか答案は書ける、そんな感じです。
その点、司法試験よりは親切な試験ではないかな。

しかし・・・テキスト高いよ(泣
結局買ってみたけどさ。
やたらと分厚くて
ひたすら事例と解説が載ってるだけの無愛想な内容だし。
(まあ当たり前か)

しかも1級に関する情報はあんまり巷に流れていないので
テキストだけじゃあ実態がよく分からん。
雑誌「ビジネス法務」とか
東京商工会議所の通信教育とか
買い込まなければいかんのだろうか。。
うーん、時間的にも経済的にも
もう限界だしなあ。

どうしよー。


imakun7319 at 08:37|この記事のURLComments(4)TrackBack(0)

September 23, 2006

大学のレポート作成

毎朝2時間かけて会社に通う僕(泣

まあ、その代わりに電車は確実に座れるので
睡眠以外にも割と色んなことをする時間がある。

今は、大学のレポートを書かなきゃいけないので
電車の中で基本書や判例集を読んだりしてる。
で、会社の空き時間に答案構成を練って、
セコセコとレジュメを作り、その後文章化。

編入学したのが7月下旬だっけかな。
ようやく刑法各論のレポートは課題数を全て出した。
何だかやってることは司法試験の勉強と
あんまり変わらないな。

強いて司法試験の問題と違うところといえば、
事例問題でも大学の課題の方が文章が抽象的というか
要領を得ないというか、そんな感じの問題が多い。
問題文を素直に読むだけでは、きちんとした結論が出ないので

場合分けをしろってことかな??、と思い、
いくつかの分類をしたら、こないだ帰ってきた添削では
「そんなことは問題文では聞かれておりません」と来た(泣
ま、点数は悪くなかったのでいいんだけどさ・・

ちょっと当初の予定より進捗がよくないので
巻き返しを図らなければ!
imakun7319 at 08:27|この記事のURLComments(4)TrackBack(0)

September 10, 2006

僕の格差社会体験

昨日、テレ朝で「格差社会」の番組やってたね。
その内容の是非はともかくとして
リアルで社会的身分の格差を感じてきた僕からすれば
とても他人事とは思えない番組でした。

いま振り返って思うに
僕はギリギリの段階で、身の破滅から脱したと思う。
「30歳。職歴ほぼなし。択一落ち」
あと少し、就職活動に踏み出すのが遅かったら
今の僕はないだろう。本当に危なかった。

最初の就職活動は悲惨だった。
誰も相手になんかしてくれないし(当たり前だが)
僕の身体自体が就職活動に拒否反応を示して
吐き気、不眠の危うい精神状態がずーっと続いた。

運良く就職しても安心はできなかった。
というか、不安はかえって増大。
何せ、会社は同族超ワンマン経営、
僕の身分は契約社員、初年度の年収は256万円
賞与に至っては5000円である。
将来に絶望していた時期もあった。

いま、何とか絶望の淵から抜け出して
人並みの生活ができているが
こういった普通の生活を送ることができることが
本当に幸運で幸せなことなんだなあと改めて実感している。

で、何が言いたかったといえば、
30歳超えたってやり直しは不可能ではないということである。
就職や転職は、運とタイミングで決まっちゃうことが多いし、
面接で嫌な思いしたり、家族や親戚から白い目で見られたり
辛いことはたくさんあると思うけど
それでも、めげずに動き出さなければ
本当に何も始まらないんだよね。

就職しようと思っているみんな頑張ろうな。
imakun7319 at 06:52|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

September 09, 2006

法務のお仕事って・・・・

こないだ33歳になりました(笑)

あと27年すれば還暦、50年もすればお墓の中。
本当に人生はあっと言う間なんだねえ。

最近、うちの会社の流行は
「コンプライアンス」と「CSR(企業の社会的責任)」。
何だか分かったようで分からないようなこの言葉。

うちの会社はこういった新しいものが大好きだ。
この前はJ-SOX法に基づく内部統制システム構築なんて
話がきていたが、何のために何をどうやるのか
大半の従業員は全然分かってない。
もちろん僕も知らない(笑)

現場サイドに密着した法務のお仕事は
とても地味だし、うんざりするような案件ばっかり。

いかに焦げ付いた売掛金を回収するか。
刑事事件を起こした従業員の処遇をどうするか。
労使問題で妙なところに駆け込まれないために
どのように話をつけるか。

ハッキリ言って全然スマートな世界ではございません。
横文字をずらっと並べられても片腹痛いって感じになっちゃう。

以上、法務の中でも
汚れ仕事を担当する者からのグチでした。




imakun7319 at 09:08|この記事のURLComments(5)TrackBack(0)

August 25, 2006

サラリーマン生活も3年

火災保険において保険金を請求するときに
放火でない(悪意・重過失でない)ことの証明責任は
保険金請求者が負うのか?
それとも保険会社が負うのか?

保険法、きちんと勉強してみるとなかなか面白い。

仕事上、色んな法律を薄く広く知る必要があるので
業務時間中に勉強する機会が結構あります。
僕の仕事の場合、

労働法(労基法・安衛法・派遣法)
独占禁止法(下請法)
民法・商法・会社法
登記法・供託法
民事訴訟法(訴訟法・執行法・保全法)
破産法(破産法・民事再生法・会社更生法)
保険法
著作権法
個人情報保護法

こんなのに良く触れる機会があります。

どの法律もなかなか面白いのですが
悲しいかな、司法試験の知識は
実際はあまり必要ないような気もします。

もうすぐサラリーマン生活3周年。
我ながらつくづく宮仕えには向いていないと思いつつ
いつの間にか3年過ぎたという感じです。
そろそろ、法務としても少し成長したいところです。
3年といえば、教育訓練給付金が使えるので、
何か受講でもするかな・・・・
imakun7319 at 22:53|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

August 19, 2006

仕事にも苦楽あり1

最近、お仕事で子会社の清算手続きをやっています。

今回、会社法が制定されたことで
株式会社の清算はかなり簡素化されました。
中でも、裁判所の監督が原則廃止されたのが
まあ我々事務方にとってはありがたいことです。

いま清算手続は最後の段階に来ていて
あとは清算結了の株主総会を開いて、
結了登記をするだけ。

解散後の重要書類保存は原則、清算人が行うのですが、
旧商法では、保存者を裁判所が選任してました。
今はもうそんな面倒な手続きもなく、
書類は会社の倉庫に放り込んでおしまい!です。

あー何と楽になったことよ・・・。

一方で、楽ちんな仕事ばかりでもありません。
ずーっと頭が痛いのは社員の懲戒処分。

ついこの前まで、リアルニートだった僕が
今や立派な死刑執行人ですよ・・。
会社のコア業務の一環とはいえ、心境は複雑です。

毎日、労働法関係の書籍を読み、判例を繰りながら
会社側の立場から理論武装を考え中なのです。

会社側から労働者を解雇する場合、
契約自由の原則が大幅に修正されることになり
いわゆる「社会的相当性」が強く要求されるためです。
(労働基準法が改正され、これは明文化された)

正直、この件は御役御免にならないものか、と
思っているのですが、
これも僕の大切な仕事の一つなので
そうもいかず・・。

こんな感じで悩ましい毎日を過ごしています。





imakun7319 at 21:52|この記事のURLComments(5)TrackBack(0)

August 14, 2006

暑い夏の日に誓いを立てて

今年の司法試験は
仕事と重なり受験できませんでした。
8回目にして連続受験は断絶。

択一の日は、
何だかそわそわして仕事なんて手に着かない。
今までの自分の努力を
自分が裏切ったような気がして
強引にでも休めばよかったと激しく後悔しました。

東京に受験仲間が一人いるのですが、
彼も択一に9回落ちてる猛者。
僕と同じく、もうみんなに「あいつは何やっても受からない」
そう思われていました。

だけど、彼は他人の嘲笑なぞどこ吹く風。
一心不乱、地道に努力した結果、
今年見事に50点オーバーで択一突破。
その精神力には脱帽するほかありません。
論文受かってるといいなあ。

ふりかえって、僕。
他人が9年かかって択一受かったからといって
自分も受かるだろうなんて厚かましいことを
思っているわけではありません。

だけど一度は心に固く決めたことを
仕事を理由に放り出した自分が余りに情けない。
僕の10年は何だったのか?

来年からもう一度受験をします。
法務省から「もう氏んでいいよ」と言われるまで
受け続けようと思います。




imakun7319 at 08:34|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)

August 13, 2006

なぜ、いま大学か?5

「この年になって何で大学にまた入ったの?」と
聞かれることがあります。

すげー熟考して決めたわけじゃないんだけど、

「法務部員として恥ずかしくない程度に一通り法律を勉強したい」

動機はこれに尽きます。

「仕事には慣れた」なんてえらそうなこと書きましたが、 
やはり、文学部卒の僕としては
法律の何たるか、なんて全く知らないわけです。

ダットサンと内田民法・弥永会社法しか読んだ事ない僕が
独禁法・下請法とか保険法とかレポート書いたりする。
決して安くない給料を貰う以上
これじゃやっぱりマズイだろう、と。

こないだは信託法で、
不動産信託の受益信託がどうしたとか、
アセットマネジメント契約がどうだとか
受験時代には目にもしなかった文字がたくさん出てきて
困り果ててしまいました。(何とか乗り切りましたが)

AM契約・PM契約が「午前契約・午後契約ですか?」なんて
香ばしい冗談すら出てこないくらい
困る場面もあるわけです。

こんな感じで、
いつまでも択一六法片手で
事が足りるような法務でいられるわけもなく
一通りの法律は考え方を理解する必要に迫られていました。

また、会社法が制定されたり、
民法が口語改正されたり、
ちっとは齧っている法律ですら基本から読み直さないと
時代に大きく後れていることも感じていました。

そんな中、目に入ったのが
通信制大学だった、というわけです。

現在のところは
スクリーングに参加する時間まではないので
業務時間中の空き時間を利用して
基本書を読み、判例にあたり、レポートを書く。
これに徹しています。

そんな僕を

ロースクールに行くまでの資金を溜めるまでの
暇つぶし 

そんな風に揶揄する人も中にはいますが(笑)
まあ、ぼちぼちやっていこうと思っています。

imakun7319 at 15:32|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

August 12, 2006

復活の狼煙を細々と上げるの巻

えー、残暑厳しき折、
みなさまいかがお過ごしでありましょうや?

今は2006年夏。
いつの間にか33歳にならんとしています。
時間の流れの速さは余りにも恐ろしい。

もうすぐ転職して1年。
すっかりサラリーマン生活が板につきました。
朝6時半に家を出て夜10時に帰宅する生活。

仕事は相変わらず法務関係。
今は某会社の清算手続と派遣関係の法律処理、
いくつか損害賠償関係の揉め事を担当しております。
うちの会社はメーカー関係ですが、
ホールディング制を敷いていて
知的財産戦略室などいう別組織があるので
知的財産系のお仕事は一向に来ません・・。
そりゃそうか。

仕事は、内容的に前職からほぼ変わらないので
さほど苦労もせずに慣れました。
最近は、幹部研修を兼ねた(?)異動などの噂もちらほら聞きますが
周囲の理解を頂戴しながらぼちぼち楽しく過ごしております。

その他の変化といえば、大学生になりました(笑)
某大学法学部の通信教育過程で3年次編入。
毎日、会社の業務の合間にレポートを
セコセコ必死に書いています。

業務時間中、ヒマなら勉強していいよと言われてるけど
司法試験の問題集を開くわけにはいかないなあ。
まあ、大学のレポートがいいとこでしょう。

最近は、こんな感じで過ごしております。

imakun7319 at 08:48|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: